私たちの仕事についてWORK

企業理念

  1. 酪農家に寄り添い、酪農家との信頼関係を構築し、
    酪農家の利益を常に最優先したサービスを提供する。
  2. 地域に根差した企業活動を通じて、
    酪農産業と地域経済の発展に貢献する会社を目指す。
  3. 酪農産業の継続的な発展を目指して、
    酪農の未来を担う後世の酪農家および獣医師を育成する。
  4. 科学者としての探求心を大切にし、酪農現場での研究を通して、
    酪農産業の発展に貢献できる根拠創りに挑戦する。
  5. 失敗と変化を恐れず、
    新しい技術の習得と実践に挑戦する。

私たちの仕事について

当社は、予防獣医療に特化した
牛群管理専門獣医師の会社です。

                   

酪農は、牛と自然を相手にしながら、牛乳を生産する仕事です。牛は生き物なので、当然のことながら、牛乳生産の過程で様々な病気のリスクに曝されます。そして、どの牧場でも一定の割合で病気の牛が発生します。一般的に牛の獣医師の仕事は、病気になった牛の治療を専門としますが、私たちは、牛が病気になることを未然に防ぐ「予防獣医療」を専門とします。

なぜ、私たちが予防に特化した仕事をしているのかというと、一度病気になってしまうと治療が奏功しても、その後の生産性が著しく低下してしまうためです。スポーツ選手を例にとると、一流アスリートは一度怪我をしてしまうと、以前のようなパフォーマンスをだすことが難しくなります。牛も、同じような事がいえます。そして、病気を予防して、牛の健康レベルを高める事は、病気による生産性のロスを減らすと同時に、酪農家の精神的、物理的なストレスを減らします。病気の牛が牛舎にいるというのは、生き物と常に生活を共にする酪農家にとって大きな精神的ストレスになります。また、治療に割かれる労力と時間も大きなストレスとなります。

簡単には先を予測することが出来ない、生き物と自然を相手に、酪農家は試行錯誤しています。私たちは、科学的な根拠とこれまでの経験をフル活用して、酪農家をサポートしています。牛の健康レベルを高めることは、健全な酪農経営の基礎となります。そして、この仕事を通して酪農経営に携わり、一次産業に貢献出来ることは、私たちの“誇り”です。

酪農家を第一に考える

私たちが仕事をする上で、重視している点が2つあります。
一つ目は、常に中立的立場で物事を判断する事です。様々な業者が酪農家と関わる中で、常に中立な立場から、本当に酪農家にとって有益なことは何かを考えます。
二つ目は、酪農家がそれぞれもっている酪農哲学を大切にする事です。この哲学を大切にして、酪農家に寄り添ったサービスの提供を心掛けています。

酪農産業と地域経済のために

酪農が盛んな地域は、酪農が基幹産業であり、多くの人が酪農に携わっています。飼料メーカー、牛舎の建築業者、運送業者、機械メーカー、その他多くの会社が関わり、雇用も生まれています。そして、その中心にあるのが酪農家です。仮に、酪農家が減少して、地域の出荷乳量が減った場合、その周辺産業も衰退していくことになります。
酪農が基幹産業である地域では、酪農産業の衰退は、地域経済の衰退を意味します。私たちは、酪農経営を牛群管理からサポートし、出荷乳量を増やすことで地域経済に貢献したいと考えています。

挑戦

酪農は、一見すると単純作業と肉体労働が多いように思われがちですが、その作業一つひとつの背景にはエビデンスがあり、科学としての側面も大きい仕事です。

酪農の進化を支えているのは、膨大な量の研究論文から得られるエビデンスです。私たちは、新しい情報を取り入れて、常に新しい事にチャレンジしています。それは、必ずしも上手くいく事ばかりではありませんが、必ず新しい知見が得られます。その知見を基にさらにチャレンジすることで、牛群管理の最適化につながっていきます。

また、生産現場でしか出来ない調査や研究にも積極的に取り組み、学会や論文で発表することで、酪農科学の進歩に微力ながら貢献したいと考えています。

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