先日、今年初の搾乳立会に行きました。農場でのトラブルシューティングはとにかく現場に足を運ぶことが大切です。事前に情報をあつめたり、乳検データを解析することも大切ですが、問題を解決するための決定打にはなりません。やはり、現場での作業を確認して、一次情報を収集することが重要になります。

また、ほとんどの場合一回の介入で問題が解決することはありません。何回も何回も現場に足を運んで、現場で働いている作業者と情報を共有しながら、介入方法を軌道修正して少しづつ目標に向かいます。また、現場の作業の確認と並行して、搾乳システムの点検と、施設の問題点も評価して介入していく必要があります。

農場の問題を一回で解決する魔法のような方法はありません。問題解決には、地道な作業の積み重ねが必要不可欠です。

今後も、問題を解決するまで介入し続けます。